資格取得への道のり

薬膳には中医基礎理論の知識が求められるため、効能ある薬膳をつくるためには、一定の期間をかけて、しっかりした中医基礎理論の学習が必要となります。
現在、国内で薬膳師としての最高資格は、中国より正式認定され日本中医学院が認定試験を実施している『国際中医薬膳師』となります。
以前は、『国際中医薬膳師』の認定試験を受験できるのは、日本中医学院生に限られておりましたが、2008年から本学会の初級講座受講生にも受験の道がひらかれました。
その前過程として、勉学したスキルを証明するものとして、本学会が認定する『薬膳アドバイザー』『中医薬膳指導員』『中医薬膳調理師』という資格があります。
『薬膳アドバイザー』は、40時間の履修の後、申請すれば無試験で認定証を取得できる資格です。すでに飲食店などを経営していて、すぐに証明書を必要とするという方に向いています。
『中医薬膳指導員』『中医薬膳調理師』は、60時間の履修後、認定試験を受け、合格点に達した方に授与される資格です。この資格の取得後、さらに60時間の履修を行うことで、最高レベルである『国際中医薬膳師』『国際薬膳調理師』を受験することが可能となります。
まずは本学会の第1、3木曜日に開催される『薬膳初級講座』で、半年間学習し、薬膳を日常にとりいられるようになった後、それぞれに合ったペースで一段階づつスキルをあげていかれるのも初級講座の利点といえるでしょう。
まずはここからスタートし、最高レベルを目指して学習してください。

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