元気、やる気という生きるエネルギーの元となる「気」が、正しく心身体を巡っていない状態です。ストレスや心配事などが続くと、気のめぐりをコントロールする機能が乱れ、さまざまな症状があらわれるようになります。この状態を「気滞(きたい)」と言います。自律神経のコントロールがうまくいかず、精神的に不安定になりやすくなります。精神的ストレスでイライラしたり、不安、憂鬱感を感じます。気の巡りが悪いので片頭痛があったりもします。
気は休まず常にめぐっている事が正常です。日々のストレスや疲れすぎることにより、気を巡らせる働きが衰えることもありますが、原因として圧倒的に多いのは、精神的なストレスによって気の巡りが鈍くなり流れが滞ることです。その他にも暴飲暴食や生活リズムの乱れなどが含まれます。これらは現代人にとって切っても切り離せないものであり、私たちは「気滞」に陥りやすい時代に生きているといえます。
気を巡らせる為に深く関わりがある臓器が「肝」です。肝はストレスに弱い臓器ともいわれています。
食事だけでなく、普段からストレスを解消できる趣味などを見つけ、気の滞りを避ける生活改善が必要です。
気は、人間の体の中でいえば栄養を運ぶタイヤの様な存在でもあります。気の巡りが悪くなれば、血も津液(しんえき)の巡りも悪くなり、さまざまな不調を訴えることになります。
食材では、柑橘系の香りのある食材などがおススメで。セロリ・ミントなど香りで気を巡らせるお手伝いをしてあげましょう。
鮭のムニエルサラダのせ
すっきりスムージー
気めぐり茶