「血」の巡りが悪く滞り、体に栄養素が巡らない状態です。ふだんはスムーズに流れている血が、何らかの原因で滞ってしまった状態です。原因はさまざまですが、若い女性にもっとも多いのは、冷えによって血行が悪くなるケースも。巡りが悪いことから、皮膚のトラブル(しみ、くま、ニキビ、肌あれなど)に悩みやすい傾向があります。また、血行が滞ることから、肩こりや関節痛、頭痛なども招きやすいといわれています。瘀血を放っておくと、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣膿腫などの婦人科系の病気に発展することもあるので、できるだけ早めに対策を立てることが大切です。
血は、気により巡らされています。血於の原因には、ストレスにより気滞証になり血を巡らせる力が弱くなったり、冷えにより血行障害となり瘀血ができるともいわれています。
血がスムーズに巡らなければ、シミの原因やにもなります。女性の場合、子宮筋腫の原因にもつながります。
ダイエットに気が取られて肝心な気に変わる炭水化物を減らしすぎると、気を巡らす力が衰え、血の巡りが悪くなり、痩せたのはいいけれど顔のクスミや顔の張りが無いという事になりかねません。血を巡らせるには、バランスの良い食事を取ることと、体を冷やさないように意識する事、適度な運動などが大切です。
また、血は夜になると五臓の「心」の働きが弱くなるため、特に夜になる血の巡りが悪くなります。夜は、身体を冷やさないように心がけ、夕食に血を巡らす食材を食する事がおススメです。ハンダマや程よい赤ワインやホットティーにローゼルティーやカカオドリンなどもお勧めです。
ニラ巻きベリーソースがけ
ハンダマのお浸し
チョコレートカップケーキ